履歴書の書き方

転職における履歴書は、あなたの名刺と同じです。企業の採用担当者はまずこの履歴書であなたを判断します。中途採用の応募が多い大手企業の人事は毎日大量の履歴書に目を通します。まずは見てもらうためにも、丁寧に作成しましょう。一昔前は手書きが望ましいとされていましたが、近頃は特にこだわりもないようです。特にIT業界ではパソコンで作成するのが普通です。どちらにせよ、企業の採用担当者に見やすい書類を作成することが大切です。また、履歴書に書いた内容を忘れないためにも、提出前にぜひコピーを取っておきましょう。

 

 

【履歴書の書き方のポイント】

 

●用紙
指定があればそれを使用します。特に指定がなければ自由です。市販のものを使用しても、自分で作成してもかまいません。手書きで書く場合は黒か濃青のボールペンを使います。万年筆でもかまいませんが、先が引っかかりやすいので慣れない人は注意しましょう。間違えた場合でも修正液は使用不可です。改めて別の用紙に書き直しましょう。空欄を作るのも避けましょう。読みにくい漢字や氏名には振り仮名をふります。

 

●学歴・職歴
学歴は中学校卒業からです。高等学校以上は学部と学科、入学・卒業を明記しましょう。省略記号は避けます。職歴は全ての入社歴と退社歴を部署までもれなく記入します。

 

●免許・資格
所持資格は全て記入します。実務経験のあるもの以外を書くのもかまいません。勉強中の資格があれば併せて書きましょう。

 

●志望動機
具体性と説得力をもたせます。自分が企業に貢献できるポイントを記入します。

 

●趣味・特技
ない場合でも空欄のまま提出するのは避けましょう。特別なものでなくてもかまいません。