IT営業に求められる人材

IT業界の「営業」には幅広い能力が求められます。それらはどれが欠けていても営業としての「実績」には結びつきません。営業に必要なスキルは3つあります。それは「コミュニケーションスキル」、「ヒューマンスキル」、「プレゼンテーションスキル」です。なかでも、営業に最も必要なのは、顧客との交渉をスムーズに進めるための「コミュニケーションスキル」です。これがないと交渉はうまく行きません。また、親しみやすく、信頼感のある人物像をアピールし、「この人となら安心して取引を進められる」という安心感を与えてくれるのが「ヒューマンスキル」です。さらに、交渉を上手く進めるためには自社の製品に対して、分かりやすく説明する際に必要なのが、「プレゼンテーションスキル」です。

 

そして、営業には3つのスキルに加えて3つの知識も必要です。それは「自社製品に対する知識」、「顧客の業界に関する知識」、「IT業界の知識」です。顧客に対して効果的なプレゼンテーションを行なうためにはそれを裏付ける知識が必要になります。そこで求められるのが「自社製品に対する知識」です。ですので「SE」や「ソフトウェア開発」の知識や経験もあると営業として重宝されます。また、顧客にシステム勧める際に必要になるのが、「顧客の業界に関する知識」や「IT業界・システムの知識」です。これらの最新動向も常に知っておく必要があります。ですので、知識を得ることに貪欲な人、常に勉強することが苦にならない人が営業に向いています。