エンジニア転職に有利な資格

中途採用に必要なのは即戦力になる実力です。しかし、こと転職シーンにおいてはその実力も志望先企業の人事に認めてもらえなければ意味がありません。ですので、自分の実力・スキルを客観的に表すことができる「IT系資格」がモノを言います。しかし、実際に実務経験のない資格では企業の評価も低くなってしまいます。自分の実務経験に関係する資格の中でなおかつ上級の資格取得を目指しましょう。

 

 

【転職にあると有利な資格】

 

●シスコ
シスコはアメリカに本社を置く「シスコシステムズ」が認定しているネットワークエンジニア系の資格です。シスコシステムズ社製品のスペシャリストを認定するための資格です。シスコには6種類の認定試験がありますが、IT業界で重要視されるのはCCNAと最上位のシスコ資格CCIEです。CCNAはネットワーク系の中でもTCP/IPの基礎知識とルーティングやスイッチングの技術を問う内容です。試験時間は1時間で、質問数は55〜65問あります。849点以上で合格で回答はコンピューターを使った選択式になります。1度解いた問題に戻ることはできません。受験料は

 

●オラクルマスター
オラクルマスターとは「日本オラクル」が認定するオラクル社製品に関する資格です。「Oracle Database」、「Oracle Application Server」を用いて管理業務知識、技術知識、アプリケーションサーバーの構築、運用知識などを判定する試験です。認定には4つのレベルがあり下からブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナとなります。特にプラチナの資格取得は難しく評価の高い資格です。また、試験のみでなく、特定の研修を受講する必要があります。 回答は選択式になります。受験は全国で行え、受験料はブロンズ、シルバー、ゴールドが15,750円。プラチナは二日間の実技試験・研修込みで294,000円と非常に高額になります。

 

●マイクロソフト MCSE
「マイクロソフト MCSE」とはマイクロソフトが認定するシステムエンジニアトラックの最上位資格です。マイクロソフト Windows OS・ Server をプラットフォームとするインフラストラクチャの設計、実装スキルを判断する資格になります。試験を受けるにはMicrosoft Windows Server 2003 をプラットフォームとするシステムについて、計画から保守、管理までシステム構築の一連の流れにかかわった経験がある。または、マイクロソフト製品を利用した業務ソリューションについて、計画、実装、分析などの経験があるなどの条件がります。試験時間は160分で受験料は15,750円になります。試験は毎週月曜から土曜日まで、全国の試験会場で受験できます。