短期的なキャリアプランの立て方

「長期的キャリアプラン」を立てたら、次はそれを「短期的キャリアプラン」に落とし込んでいきます。

 

 

【短期的キャリアプランの立て方】

 

「短期的キャリアプラン」は「長期的キャリアプラン」を見ながら立てていきます。「将来の自分像」を見ながら、何歳までにこれを実現したいなど具体的な目標をそれぞれに設定します。ここでは、極端に非現実的な計画は立てずに、現状では無理かもしれないけど頑張ったら実現可能、というレベルの計画を立てます。

 

時期を定めた具体的なプランができたら、こんどは「長期的キャリアプラン」で考えた「将来の自分像」の実現に必要なスキルや経歴などを身につけるための具体的な行動を考えましょう。「ビジネスシーンで通じる英語力を30歳までに身につけたいから、27歳から英会話教室に通おう」、「38歳までにはマイホームが欲しいから、35歳までに年収600万を目指そう」など、できるだけ具体的に決めます。その小目標を達成するまでのロードマップがこの「短期的キャリアプラン」になります。

 

「長期的キャリアプラン」でも述べましたが、「目的」と違い、「手段」は代替が利きます。「目標」に至る道は無限にあります。自分に合わない方法なら無理して続けるのをやめ、ほかの方法を探しましょう。そのためには、日ごろから様々なことに広くアンテナを張っておきましょう。また、「短期的キャリアプラン」は「長期的キャリアプラン」と連動しています。「長期的キャリアプラン」に見直し・修正があった場合はその都度「短期的キャリアプラン」の見直しを行いましょう。