エンジニア転職の流れ

転職をすると決めたら、次ぎはスケジュールを立てましょう。この転職のスケジュールこそが、転職を成功させるひとつのかぎになります。転職活動の流れをしっかりと把握し、効率的に動きましょう。転職スケジュールの目安は転職先企業選びから転職先企業への入社まででおよそ3ヶ月〜4ヶ月です。しかし、現在の職務の引継ぎや、上司の強い引止めによって、もっと長期間になることもあります。転職スケジュールは余裕を持って組みましょう。

 

転職スケジュールを立てたら、実際の転職活動開始です。転職先企業を決める前に業界研究・職種研究を行います。現職と同じIT業界内での転職であっても、現在のIT業界の最新動向を知ることは重要です。今のIT業界の流れ・トレンドから自分のスキルや経歴をどうアピールしたらもっとも効果的か把握しておきましょう。特にIT業界はスピードの速い業界です。常に最新の情報を仕入れるためにアンテナを張っておきましょう。

 

次ぎは自己分析です。「キャリアプラン」の見直しや修正・「キャリアの棚卸し」を行い、自分のスキル・能力の把握をしましょう。自分の魅力を転職先企業に効果的にアピールするために、業界研究・職種研究で把握した現在のトレンドに沿ってキャリアを見直しましょう。自分を良く知ることが、転職活動・キャリア形成では大切なポイントです。

 

以上の事前準備が終わったら、いよいよ転職先企業を探します。詳しい求人情報の探し方は後ほど説明致します。次は応募書類の準備をしましょう。必要となる書類は大きく分けて履歴書、職務経歴書があります。場合によってはカバーレター(添え状)も必要になります。必要書類は1種類を複数の企業で使いまわすのではなく、企業に合わせて数パターン作成しましょう。その企業に最も適する自己アピールの仕方は企業ごとに違うはずです。

 

企業にエントリーし、書類審査を通過したら次は面接です。また、企業によっては筆記試験行うばあいもあります。そして複数の選考ステップを経て内定となります。内定を頂いたら、引き継ぎ・退社、そして転職先企業に入社、というのが転職活動の流れになります。